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2008年05月20日

ヘルプとサポート

子供を相手にするコミュニケーションの場合、
やはり成長過程をよく観察する必要があります。

特に、「コーチング」とは相手の中から答えを引き出す
技術であるので、まずコーチの立ち位置はその人の中に
答え」があると信じることから始まります。

そんな私にも「失敗」転じて「経験」となった出来事があります。






長男がまだ2~3才の時だったでしょうか。
ちょうどその頃、コーチングを学びだしたばかりで
会話の中で実践したくてウズウズしてた時期だったと思います。

トイレに入って出てこない長男が気になり声をかけました。

「どうしたの?」


そうすると長男は真っ赤な顔で、

「ウンチがしたい~、ウンチがしたい~」と泣き出してしまいました。
便秘気味だったのか

「出したい」「でも、出ない」


で少しヒステリックになってました。


普段なら、おなかを摩るなど、何かこちら側が「答え」を出すのですが、
「コーチング的会話をするチャンスね!」と、とりあえず質問をしました。

「そっか~、ウンチしたいんだぁ。じゃあ、どうしたらウンチが出せるかなぁ」

すると息子は余計に大きな声で

「ウンチがしたい~」

と泣き出してしまいました。


ここで何が起こったか、わかりますよね。

私は息子の気持ちを考えず、マニュアル本に書いてあるように
質問する」ということに意識が回り、
結局、自分にベクトルが向いた質問になってしまっていました。

私の中に「寄り添う」という気持ちが欠けてたと思います。

泣きじゃくる息子に私はこんな風に尋ねました。

「何か、お母さんにお手伝いできることあるかなぁ」

すると息子は意外なことを言ったのです。

「ママがギューしてくれたら、出るよ」


えー、それではウンチは出ないでしょう??

そう思いつつ、私は息子の言う通り、
彼の気が済むまでずっと抱きしめていました。

するとポトっとあっさりウンチが出てきましたラブ

息子を「ヘルプ」していた立場から
サポート」の立場への移行した瞬間でした。

答え」を出すのは、
大人にとって、手っ取り早く、簡単なことですが、

それを本人に編み出させるには、相手を信じて、
辛抱強く待つことも大切なのです。。

何を問いかけるか。

それはどれだけ、相手に好奇心を寄せてるかとうことでもあります。

まずは、あなたの近くにいる愛する人達に好奇心を向けてみませんかおすまし


ヘルプとサポート
たくさんの先生方が参加されました!お疲れ様でした☆


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Posted by とよだ まき at 17:45│Comments(1)コーチング
◆この記事へのコメント
がんばっていますね
(*^_^*)
Posted by Light at 2008年05月21日 14:45
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