110番から電話!?
昨日の夕方、家でスタッフと打ち合わせをしていた時
気がついたら次女と長男の姿がなかった。
一緒にいた長女に聞いても「
知らない」と言う二人の行方は
思いがけずかかってきた1本の着信記録で知ることとなった。。。
携帯をマナーモードにしてた為、
着信があったことに全く気がつかなかった私は
その覚えのない着信の番号に、少し引っかかった。
下三桁が「110」番なのだ。
恐る、恐る、その番号に電話してみた。
「はい、豊見城警察署です」
もう、体からサーっと血の気が引き、心臓のバクバクが止まらない。
「あ、、、ヨナミネと申しますが、そちらの電話番号で着信があったので
電話してるのですが。。。」
「…少しお待ちください」
この「少し」の時間が数十分にも感じられた。
あの二人何か、やらかしたのか??
それとも事件に巻き込まれたのか?
担当らしき人が電話口に現れた。
「ヨナミネさんですか?アヤカちゃんはお宅のお嬢さんですね?」
「ア、アヤカが。。。何かぁぁ。。。??」
誰かに怪我させた?
物を壊した?
まさか、どろぼうなんてしてないよね???
私の口は、いつでも「謝罪」の言葉が出せるようスタンバっていた。
「お宅のアヤカちゃんが携帯電話の落し物を届けにきたんですよ、
持ち主もすぐ見つかったので、その方も感謝してますよ。アヤカちゃんが
お母さんの携帯の番号を知ってましたので、お電話を入れたという訳です。」
冷え切った体が序々に体温を取り戻していく…。
さらにおまわりさんは
「お母さん、今からアヤカちゃんと弟君を家までお送りします。
家に帰ったら褒めてあげてください」
という優しい言葉をくれた。
家に帰ってきた次女は私の心配を他所に
自分が体験した大冒険に、かなり大満足な様子で、
飛び跳ねながら帰ってきた。
夕飯を食べながら、次女は笑顔でこう言った。
「お母さん!アヤカねぇ。将来、お笑い芸人になれなかったら
おまわりさんになってもいいなぁ」
次女の将来のなりたい職業が
①ブロッコリー
↓
②宇宙人
↓
③ロボット
↓
④お笑い芸人
↓
⑤おまわりさん
…と、どんどん普通になっていくのがわかる。
でも、私が何より嬉しかったのが
「自発的に行動を起こした」彼女の判断だった。
引越したばかりの不慣れな土地に早く馴染ませようと
母が子供達を交番に遊びに連れてったことがあった。
今回の「落し物は交番へ」の行動は
1度行ったことのある場所ということも行動をスムーズにさせた
要因でもあるだろうと思う。
このまま、純粋な気持ちを見守っていきたい
そんな暖かい気持ちになった昨日の出来事でした
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